『直木賞作家・辻村深月さんの、“ツナグ”を読みました。』

次女の美央の強い勧めで 読んだのですが、

まずの感想は 「いい本を読ませてくれて、ありがとう。」 でした。

 

人間の、相手の気持ちを どこまで思いやれるか?

どこまで、わかることができるのか?

…が、ぎっしり詰まった本でした。

 

事実は一つしかないけど、相手の心の内は 幾重にも想像ができる。

あまりにも 想像をし過ぎる事で、疑心暗鬼にもなりうる。

…いろいろ考えさせてくれた一冊になりました。

 

美央は 私と、この本について語りたかったみたいで、

読み終わってすぐにメールで感想を送ると

「ありがとう。」 との返事が…。

 

美央から紹介される作家は 私にはいつもヒットで、

“有川浩”さんの作品は全部。

“石田衣良”さんの作品は9割がた読んでいます。

また、折を見つけて 語らせてもらいたいな。

 

 

来週末に、映画化された“ツナグ”が公開されます。

どのように描写されているのか、楽しみです。