『しかし、納豆パスタである。』

納豆は、嫌いではない。

たまに 無性に食べたくなったりするところをみると、

私にとっての納豆は、

むしろ、好きな食べ物の枠に お招きしてもいいくらいの

存在である。

 

しかし、しかしである。

なにゆえ、パスタに乗せる必要があろうか?

 

 

以前、知り合いとカレー専門店に行った際、

目の前で納豆カレーを食べられて以来の 衝撃である。

「なにゆえ、わざわざ カレーに納豆を 混ぜる必要が あるのだ !? !? 」 と、

心密かに 呟いた記憶が、鮮やかに よみがえる。

 (と、このフレーズは、『いちご白書をもう一度』……)

 

 

モーニングセットの 充実した 喫茶店で 人気の このセットは、

半月(はんげつじゃ、ありませんよ~。はんつき デス)毎に、メニューが変わる。

久しぶりの来店だったので、この人気ナンバーワンを 注文したのだ。

 

で、

 

目の前に、この納豆パスタが登場した。

 

「ん~~。」

しばし、にらみ合いが(いや、パスタは 私をにらんでは いなかったかも…)続き…。

 

ようやく、一口食べてみた。

 

ヌルッとした食感が 面白い。

確かに、美味しい。…とは 思う。

 

しかし、しかしである。

納豆は パスタに乗せなくても 良いんじゃないかなぁ…。