『これでスッキリ、食事の作法』

女性セブンの連載コラムの”ばあばの遺言“が、なかなかおもしろいんです。
料理研究家の鈴木登紀子さん89歳のコラム。

目からウロコだったので、ご紹介。

どんなに身なりが立派でも、きれいにお化粧なさっても、食事の作法がよろしくなければ、「正体見たり」となりかねません。

私の母がよく使っていた“ようすがいい”という言葉。
一言で言えば“立ち居振舞いが美しい”という意味で、今風に言えば“カッコイイ”
お作法が身に付いていれば、一緒に食事している方と 気持ちよくお食事や会話が楽しめます。

そのお作法とは…

両手が常に食卓の上にあること。
使っていない手は器に添える。あるいは、テーブルの上に乗せて見せておくこと。

もちろん肘をつくのはご法度です。

姿勢よく座り、食べ物を口に運びます。
口から食べ物を迎えにいっちゃいけません。
いやしい食べ方で、実は実は外国でも軽蔑されている食べ方(犬食い)です。

「いただきます」のあと、すぐにお箸を持つ…のではなく、先ずは器を手に取る。

それからお箸を持ちます。戻すときはお箸が先。


なーんか、すっきり。
我が家では結構、お箸の持ち方やら食事の作法が話題にのぼります。

どんなに素敵な人でも、お箸の持ち方や、食事の作法がアウトなら、

即残念になっちゃうほど、お付き合いをする人に求める要素になっているので、

このはっきりしたお作法を教えてもらえたのは、嬉しいことです。