『半年を終え、ご褒美を…』

 早いですね、月日の流れは…。気づけば 早、半年の最終日。

誰もに平等に与えられている時間を いかに過ごすかは永遠に渡る課題でもありますね。

 

やりたいと思うことは 溢れるほどなのに、ちっとも前に進めないもどかしさの中…

今月に入り、とてもとても嬉しいことがありました。

 

6月15日の夜のこと。お通夜終わりで一人の女性が私に声をかけてくれました。

「わたしのこと、覚えていますか?」と。

今月の初めに通夜葬儀を担当させていただいた、故人の…喪主のお嬢さん。

お名前こそ すぐには出てこなかったものの、よく覚えていました。

「あの時は、本当にありがとうございました。一度お目にかかって お礼が言いたかったんです。

わたしの思いを受け入れてくださって、最高の葬儀でした。心に残る葬儀にしていただいて

本当にありがとうございました。」

 

神様が、会わせて下さったんだと思いました。

普通はお目にかかることのない方に、会おうこともない全く別の場所で、

しかもまだ2週間というタイミング。

泣きそうでした。嬉しくて、感激で。

こちらの方こそ ありがとうございました。でした。

 

そして、もうひとつ。

やはり今月初めに 地元豊明の 桶狭間古戦場まつりがあり、今年もメインMCを務めました。

屋外ステージの司会は、今年で9回目。

手元に頂く資料は 簡単なメッセージしか書かれていないので、

それを読むだけではとてもとても間がもちません。

私の感想などを交えながら進めることは、もう当たり前のこと。

特に大きなミスもなく、無事に終えられたな…。

それで終わりのハズでした。 例年のように。

ところが、先日 NPOの桶狭間太鼓の代表者 柳瀬さんに市役所の入り口でバッタリ出会い、

「こんにちは。先日はどうも…」と言うや否や、

「会えてよかった!!連絡先を調べて 電話しようと思ってたんです。

『先日の本郷さんの司会がよかった』って、メンバーにもメンバーの親御さんにも言われて、

まるで自分が褒められてるみたいに嬉しかったんです。

もちろん私も同じに感じてました。

我々が目指すことを我々が皆さんにわかってもらいたいって思っていることを、

ほとんど伝えてくださったんです。

わたしは、色々なところで色々な司会を見ているので、

司会がいかに大事かって言うことはわかっているつもりです。

でも、今回、あらためて司会によって 演技まで変わってしまうんだって実感しました。

会ってお礼が言いたかった。ありがとうございました。」

 

こんなありがたいことが…ありました。

普通なら、思ってもわざわざは 言ってくださることなんかない。

よくわかっています。だからこそ、その有り難さが身にしみます。

 

半年が過ぎ、思うように進まないなりにも、色々な方との関わりの中で

技術の向上なのか、経験の集大成なのか …

司会者として、冥利をいただけたことは、勲章にしたい。

そして、後半戦は 更なる精進を誓います。

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コメント: 2
  • #1

    m (月曜日, 01 7月 2013 14:46)

    本当に感激だよね。これも常に相手のことを思って素晴らしい司会をしているからこそのご褒美だと思うなぁ。普通の司会者ではありえないことだと思うよ。

  • #2

    京子 (月曜日, 01 7月 2013 15:08)

    いやぁ、恐縮です。