『美央からのSOS…救済に向かうも、断念!!!』

リアルタイムで、今 AM 1時。

90分ほど前に、次女の美央から

「名鉄電車が、雨量が激しくて 神宮前駅で止まっちゃった。」という連絡が。

それは大変…と、迎えに行こうとしたけど、外を見ると 

豊明は雨どころか晴れていて 星が出てるし。

そのうち止んでうごくでしょ…なんて呑気に思っていたら、

なんだか深刻な声が聞こえてきたので、なら 迎えに行こうか…ということに。

 

スタートは、昨夜…というか、今から70分前です。

豊明は、もちろん降っていません。。

23号に出ましたが、雨の気配はありません。

南区?の、天白橋を越えた辺りからポツポツ、降ってきました。

23号の竜宮インターで下り、少しすると雨足が強くなってきたかな…と思いながら

そのまま 走っていると、気付けば車の両サイドには自分で作る水しぶきが高く上がり、

前の車を見ればタイヤが半分水に浸かっています。

急がねば…と思うも、交差点のマンホールは、噴水のように水が吹き上がり

気付けば結構 深刻に大変な危機が迫っているんだと。

 

交差点は、決して大袈裟ではなく 池状になり始めていて さすがに身の危険を感じました。

前の車のタイヤ全体が水に浸かっています。

ってことは、私も…ですよね?

心臓がドキドキして、とにかく止まってはいけないとの一心で、Uターンしました。

怖かったぁ。

頭には東海豪雨の時にプカプカ水没していた車の姿が蘇ります。

ホントに、聞こえるくらい心臓がバクバクいいはじめていました。

 

美央を置き去りにする心苦しさよりも、車の安全を優先してしまいました。

「美央、ごめん。このまま進むと、ママが水没する。」

 

なんとか23号に引き返し、走るも雨足はどんどん強まります。

ようやく、豊明に戻れば まだ降り始めて30分と経っていないはずなのに、

側溝からは水が噴出し 道路がまるで川。

 

そして、今も美央はなお 電車の中に…。

ごめんね、救済できなくて…。

 

しかし、自然の猛威のもとに、自分の無力さを 味わいました。

 

 

≪追伸≫

結局、美央は午前3時過ぎに戻れた模様。

で、昨夜のこと どんな報道がされているか?と、5時過ぎのニュースを見たら…

全国でも 相当なゲリラ豪雨に見舞われたらしく、“名古屋”なんて、地名すら上がらなかった。

しかし、あんな短時間であんなに冠水したのに ニュースにならないんだから、

ホントに全国でどれほどに甚大な被害がでているのかと思うと 背筋が凍ります。