『今日、一日を終え 思いに耽(ふけ)る…』

53回目の誕生日を迎えました。

まずは、年齢がどうこう言うより、今日まで健康で幸せに生きていられる(生かして頂けている)ことに感謝します。

← こんな素敵なプレゼントまで頂けて。

たくさんの皆様に支えて頂いていることにも、改めて感謝。

 

 

さて、53歳という年齢は、父が他界した年齢。

私が26歳になったばかりの年でした。

 

毎日お酒に溺れ、気に入らないと母を殴り、私を蹴飛ばした父。

最後には、女のところへ転がり込み とうとう家には帰らなくなった。

アルコールが入らなければ、やさしかった…と、記憶しています。

 

私がラジオの生放送の仕事をオープンスタジオでしているときに、

右から左へ…東新町から栄に向かうように まん前を歩いて行った…。

ガラスの向こうのスタジオで喋ってる娘に、父は何を思いながら横切っていったんだろう。

一瞬、笑ったようにも見えたけど。~と、今始めて父側の気持ちを思ったりします。

 

アル中の父が嫌だった。

だから、ずっと避けていた。

でも、きっと きっと、淋しかったんだろうなぁ。

だから、それを紛らす為にまた酒に逃げていた…。

 

53歳の誕生日を迎えて81日目に お浄土に逝ってしまった父。

孫の顔も見ることなく…。

いや、私は毎日 父に守られて生きているので、きっと 一緒に成長を見てくれています。

葬儀現場より…のブログに自分の名付けた“神様”のお話をしていますが、

実は、私の“神様”は、父。

 

私にとっての誕生日から81日目は、10月30日。

まずは この日に向かって、悔いのない毎日を送ること。

それが、目標。

 

明日から、わたしの54年目が始まる。