『石田衣良さんの“マタニティー・グレイ”を読みながら』

まだ読んでいる途中なんだけど、現実とシンクロする 面白いフレーズがあったのでご紹介。

 

問題を起こした若い男性社員・本人を 先に帰し終わった後の

編集長の開口一番。
「やれやれ。最近の若いやつは、叱るときにも気を使うなぁ。

あいつは明日ちゃんと会社に来られるのかね。」

 

答える副編集長

「さぁ。彼は生まれてから、誰かに叱られたことがないと言っていましたから。

受験でも、就活でも、一度も失敗していないそうです。」

どこかでこんな話を聞いたなぁと思って。
いい子いい子で育った結果、勉強さえできればいい。

そんな子をほめるばかりで 育てた大人の責任でしょうね。

 

人付き合いが苦手、でも割り当てられる仕事は営業。

 

社会に出てから大変な思いをする。

本人のみならず、そんな人を預かった仕事の現場の人たちも。

 

さぁ、どうしましょうね。