葬儀司会Q&A

Q1.葬儀司会って具体的には、どんなことをすればいいの?

A1.まず開式前には、担当者や喪家さまとの打ち合わせをし、式場内ではマイクを使ったアナウンスが中心となります。具体的には、会葬者に入場や着席の案内をしたり、携帯電話の注意などを促します。そして、寺院の入場までの時間を計りながらナレーションを入れます。
葬儀式中には、必要に応じてコメントをしたり、焼香時のお呼び出しや弔電の拝読などをします。その他、式場によっては『前説』や『誘導』などのお手伝いをすることもあります。


Q2.葬儀司会にかかる時間は?

A2.基本的には、通夜も葬儀も1時間です。(社葬など特別な場合は除きます。)式場によっても違いますが、通常、司会者は開式の1時間半~2時間前に現場に入ります。出棺後は片付けなどの時間を含め、拘束時間はトータル4時間くらい…と考えて頂ければ良いかと思います。


Q3.どのくらいの勉強や知識が必要ですか?

A3.これについては、個人差があると思います。が、宗教について、ほとんど知識のなかった私でも、何とか今に至れています。私自身が、ゼロからスタートする方の気持ちになれるのが、指導をさせていただく上での私の強みかな…と思っています。まずは必要最低限のことを理解度にあわせて、お伝えしていきますのでご安心ください。


Q4.誰にでもなれるのですか?

A4.はい。まずはやる気さえあれば、どなたにもできる仕事だと思います。いろいろなシーンに応じた、適切な指導もして参りますので、まずは第一歩を踏み出してみてください。


Q5.葬儀司会には、人によって、合う合わないって ないんですか?

A5.実は、これは残念ながらあるようです。遺体の納まった棺と同じ空間を共にしますので、見えない世界を強く感じる方には、向かない方もいらっしゃるようです。(私には全くわからない世界なのですが…)


Q6.葬儀司会の魅力って、どんなところにありますか?
 
A6.私にとっては、葬儀司会が天職…と確信しているほど、葬儀司会は魅力溢れた仕事だと思っています。まだ駆け出しの頃は、「私の言葉で式場内の全員が、同じ動きをしてくれる…。お寺さまさえも…」 などという、浅はかな事に感動を覚えた事もありましたが、表面には見えない部分に、感動と喜びが溢れているのも、この葬儀司会の特徴です。
○打ち合わせ通りに進行できた時。
○打ち合わせと違うことが起きたときに、適切な動きができた時。
○打ち合せになかった事でも、タイミングを見計らってスタッフと連携がとれたとき。
○「ナレーションが良かった」など、よくお誉めの言葉を頂ける。
○人間関係の勉強ができます。
○さまざまな、人間模様の体感ができます。
○毎回同じ事をしているようで、実は1度として同じ事はあり得ないという緊張感を毎回頂ける。
○たま~に、お寺様が進行やお経を間違えるなど、珍しいことに同席できる(これは不謹慎でしょうか…)
○お寺様や来賓の方々…普段はお目にかかる事のない方々…と面識ができることもある~のも、魅力の一つだと感じています。
この『葬儀司会の魅力』については、私本郷にとっては語り尽くせない事柄かもしれません。また、ご一緒させていただくことがあれば、是非聞いてください。


Q7.葬儀司会をしていて、嫌なことや辛いことはありませんか?


A7.(^^)仕事ですからね。受けとめ方によっては、辛かったり苦しく感じることもあるかもしれません。でも、例えば現場で注意を受けたり叱られたとしても、「期待をして頂いているからこその言葉」と、真摯に受けとめることができれば、心配するほど辛くはないのではないかな?と思います。何より私がついていますから、辛いことも半分請け負います(^^)v。自慢したいくらい、沢山の失敗をしていますから。一緒に乗り越えて頑張ってみませんか?きっと思った以上に充実した時間を過ごせるようになるとおもいますよ(^O^)

 

Q8.葬儀(お通夜)の始まる時間は?


A8.葬儀は10時以降の午前中から正午までに始まることが多いのですが、時には13時~に始まる葬儀もあります。お通夜に関しては、圧倒的に19時開式が多いですが、土日などには18時開式もありますし、ごく稀には20時開式もあります。


Q9.葬儀司会をするにあたってのデメリットは何ですか?

A9.これは、直前まで予定が立たない…ことでしょうか。ご存知のように、人が亡くなって初めて成り立っお仕事ですので、予めの予定が立ちません。加えて、毎日~もっと言えば、ひと月に何回の仕事ができるかの保障もないのが、この仕事の最大のデメリットかもしれません(泣)